2017年9・10月


猛獣の領域 〜極東の水辺を行く〜
2017年9・10月









2017


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2017  10 31 日(火)
チカ料理
ワカサギ料理 公魚料理

労作 ―― 本ししゃもと
        きゅうりうおと
      わかさぎと
          ちかの天丼
キュウリウオ料理 胡瓜魚料理
本シシャモ料理 本柳葉魚料理



本ししゃもと きゅうりうおと わかさぎと
ちかの天丼。

4種も揃えるのは、ずいぶん面倒だった
けれど。

わざわざ キュウリウオ科の魚ばかりを
搭載した 意欲的な一品です。


多様性が高いのか、そうでないのか。

緑一点の ししとうを除けば、キュウリ
ウオ科の魚ばかりの天丼。

キュウリウオ科魚類の味を ひたすら堪能
されませい。





大きいのがキュウリウオ、左向きの中ぐらいのがチカ、
手前向きの中ぐらいのがシシャモ、小さいのがワカサギ



評価
・新規性 ★★★★★
・素朴さ ★★★★☆
・季節感 ★★★☆☆
・この組み合わせに
  した理由の希薄さ
★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2017 年 10 23 日(月)


水眼 ―― 諏訪神社上社前宮





諏訪神社上社前宮。長野県 茅野市にて。

昭和6年(1931年)に発行された「諏訪史
第二巻」によると、杖突峠の山腹にあたる
秋葉山の下の緩斜面に社殿がある。

本殿のそばを 水眼(すいが)川と呼ばれる
小川が流れている。

水源は、諏訪史第二巻によると、本殿から
900mほど奥の山中にあるとのこと。




本殿と水眼の清流





一之御柱





二之御柱と水眼川





三之御柱と水眼川





四之御柱



諏訪史 第二巻によると、水眼川は、
冬でも氷結することはなく、降雨や
旱魃の時でも水量が増減しないとの
こと。

また、「土地の者は諏訪明神がこゝに
鎮座せられたのも、此の良水のある
ためだと言傳へてゐるといふ」と紹介
されている。


夕べは、季節はずれの台風のせいで
けっこう雨が降った。

近くを流れる樋沢川は、茶色く濁って
いるけれど。

この水眼川は、澄んだまま。さすが。




桶沢川





水眼川





二之御柱と水眼川と茅野市街



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2017 年 10 18 日(水)


333尺 ―― アマゴ





産卵期を迎えたアマゴ。
極東の島国の渓流にて。

あちこち回って、この渓流の
この場所をようやく見つけた。

やれやれ。





探してみると、何個体もいる。

雌が1個体で、あとは どれも雄。
たぶん。

雄は、追ったり、追われたりして
小忙しい。


静かな秋の渓流の風景。

来年も、どこかで こんな様子を
見ることができますように。












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2017  10 10 日(火)


良作 ―― えび豆
スジエビ料理 琵琶湖




えび豆。

琵琶湖の幸を使った 滋賀県の郷土
料理のひとつ



具は、スジエビ(たぶん)と大豆
だけというシンプルな内容。

料理名は、その内容そのまま。
名実ともに、えび豆です。


さすがは、郷土料理。

味は調和しつつも、えびと豆との
対照的な食感が好ましい。





評価
・新規性 ★★★☆☆
・素朴さ ★★★★★
・作る手間 ★★★★☆
・出来映え ★★★★☆
・味わい ★★★★★
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2017 年 10 4 日(水)


ウヨマ サリトヒ ―― 井詰湧水





井詰湧水。山梨県は 小淵沢にて。

森の中の 見つけにくい場所で静かに
湧いている。





湧水のそばに 小井詰神社の御神木と
いうモミの木がある。

樹齢500年、樹高50mという大きな
モミの木。

たしかに 大きな木。




御神木のモミ



井詰湧水がある場所の目印になる
大きな木だけど。

この森の中では、近くに来るまで
気付かなかった。

水辺を探して、低いところばかり
見ながら さまよっていたもので。





ここまで ふらふらと来た。

これからも ふらふらと さまよう
だけだ。






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2017 年 9 25 日(月)


のとのせきこ IV ―― 赤浦潟





赤浦潟。石川県 七尾市にある潟湖。
丘に囲まれた小さな潟湖。

能登半島に点在する潟湖のひとつ。





今は、潟から七尾湾につながる川に
防潮水門があって、淡水湖にされて
いるけれど。

昭和3年(1928年)発行の「石川県
鹿島郡誌」によると、ボラ・ウグイ
・クロダイを産する汽水湖だったと
いう。





海は近いけれど。

丘に囲まれていて、ずいぶん内陸に
あるような雰囲気。

ボラやクロダイがいたとは思えない
たたずまい。






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2017  9 20 日(水)

シロザケ料理

上作 ―― 鮭節と鮭醤油のねこまんま
猫まんま サケ料理
秋鮭料理



ねこまんま

本来は、鰹節を搭載するものだけど。

ふと思い立って、鮭節で作ってみた。
北海道産のサケで作られた鮭節で。


そこへ、醤油を少々さす。

ふと思い立って、鮭醤油を採用。
それも 北海道産のサケで作られた
もの。


ご飯は、ゆめぴりか。
これも 北海道産。

北海道仕様の ねこまんまです。

わーい。





評価
・新規性 ★★★★☆
・シンプルさ ★★★★★
・季節感 ★★★☆☆
・手間のかけて
  なさ
★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2017 年 9 15 日(金)


をにう ―― 古呂美橋の石





小浜神社。小浜城址にある神社。

福井県 小浜市の南川と北川の河口の
そばにある 。


城址に 井戸がある。

その井戸のそばに 平べったい大きな
石がある。

市街のどこかで 橋として使用されて
いた石とのこと。

その橋で 八百比丘尼が倒れたまま
こと切れたのだそうで「古呂美橋の
石」と名付けられている。





どういう経緯なのか、その石が
ここへわざわざ移設されている。

たしかに、井戸のそばの洗い場と
して使えそうな大きさと形状の石
だけど。






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2017  9 10 日(日)
カペッリーニ カッペリーニ
タガイ料理

試作 ―― だぶ貝のカペリーニ
    トマトソース

ダブ貝料理 カラスガイ料理
ドブガイ料理 ヌマガイ料理



だぶ貝のカペリーニ トマトソース。

だぶ貝とは、琵琶湖で漁獲される
大型の二枚貝の方言。

ヌマガイ・タガイ・マルドブガイ・
オグラドブカイ・カラスガイなどの
総称らしい。


その だぶ貝をカペリーニに無理やり
組み合わせました。

おそるおそる、試食。

… おいしい。
想像していたよりも、おいしい。





評価
・新規性 ★★★★★
・琵琶湖らしさ ★★★☆☆
・シンプルさ ★★★★☆
・この組み合わせに
  した動機の希薄さ
★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2017 年 9 4 日(月)


ニマジシイカフ ―― カラフトマス





海から遡上してきたカラフトマスの
雌雄。

北海道は 知床半島の川にて。


雄は、英名であるピンクサーモンと
いう表記の通りの体色。

地味な体色の方が雌。





雌は、ここを産卵場所として決めた
ようで、川底の砂利を 尾鰭で少し
ずつ はねのけている。

雄は、たびたび接近してくる別の
雄を追い払っては また戻ってくる。


そんな光景をすぐそばで見ることが
できる川。

良い川。喜ばしい川。





同じ川の別の場所を探してみると、
すでに産卵されたらしいところが
あちこちで見つかる。

良い川。大事な川。








今もなお、カラフトマスが遡上して
産卵できる川。

その様子を間近で観察できる川。

22世紀に残したい川のひとつです。






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