2015年5・6月


猛獣の領域 〜極東の水辺を行く〜
2015年5・6月









2015


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2015年5・6月
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2015  6 18 日(木)


佳作 ―― 鮎ピザ
アユ料理 鮎料理
あゆ料理



孟夏の候。

出回り始めたアユを使って、ピザを
作りました。

いつも通り、特段の理由はない。


鮎ピザ。

若鮎に バジルとトマトペーストを
合わせたシンプルな一品。


それぞれの具が調和しているのか、
調和していないのかも よく分から
ないけれど。

おいしい。


評価
・新規性 ★★★☆☆
・動機の希薄さ ★★★★★
・奇抜さ ★★★☆☆
・イタリア料理
  らしくなさ
★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2015 年 6 11 日(木)


水のない風景と 水があるだけの風景
       ―― 的場の清水





的場の清水。富山市にて。

天正6年(1578年)に 織田家の武将
斎藤利治が発見したとされる霊泉。


ただ、今は 涸れてしまっていて、
水がない。

水があってこそ泉なのに、水がない。

味気ない。








湧水が止まった原因は、はっきり
していないけれど。

水が涸れたのは、周辺の圃場整備が
行われてからだったという。


的場の清水のそばを流れる筏川は、
圃場整備と同じ時期に改修された
のか、コンクリートで両側が固め
られている。

涸れた泉と違って 水は豊富だけど、
水があるだけの風景にしか見えない。

その味気なさは、涸れた泉と大して
変わらない。




筏川



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2015 年 6 4 日(木)


渓流らしい渓流 ―― オショロコマ





オショロコマ。北海道の渓流にて。

サケ科イワナ属の 1 種です。


目を凝らして見れば、そこここに
いるのが分かる。

じっとしていれば、目の前に来て
泳ぎ始める。





決して 遊んでいるわけではないの
だろうけど。

のびやかに泳ぎ回っているように
見える。


そんな様子の魚が生息できる渓流が
渓流らしい渓流であるはず。

次の世代に残したい渓流。



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2015  5 25 日(月)


肴 ―― すごもろこの串焼き
スゴモロコ料理




すごもろこの串焼き。

琵琶湖のモロコと聞けば、まずは
ホンモロコを思い浮かべるけど。

そのホンモロコではなく、あえて、
スゴモロコを抜擢しました。


ご飯のおかずというより、酒の肴。

女子供になど 味が分かろうはずが
ない、
昔ながらのシンプルな一品。
泥酢 酢味噌 辛子
どろ酢を添えて味わうことが多い
ようだけど、生姜醤油でも悪くない。

あー、酔い酔い。





評価
・目新しさ ★★★☆☆
・世間でのスゴモロコの
  知名度の低さ
★★★★☆
・焼き加減 ★★★★★
・素朴さ ★★★★☆
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2015 年 5 19 日(火)


きのこの川 ―― カンムリタケ





カンムリタケ。

水際に生える 変わったキノコ。
傘は、鮮やかな黄色。


毒の有無は 不明とのこと。

そもそも 小さいキノコなので、
食用にされること自体が ない
らしい。








なぜ、こんな場所に生育している
のか。

なぜ、こんな色をしているのか。


分からないことばかり。

知っていることよりも、知らない
ことの方が まだまだ多い。






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2015  5 13 日(水)


試作 ―― すじえびと こしあぶらの
 スパゲティ
スジエビ料理
川海老料理



すじえびと こしあぶらのスパゲティ。

相変わらず、特段の動機も理由もない
組み合わせであります。


スジエビはさておき、コシアブラは、
この時期ならではの食材。

その若々しい色合いと風味は、パスタ
にも よく合う。


惜しむべくは、スジエビの殻が やや
気になること。

炒めるのではなく、素揚げにした方が
いいな。





評価
・新規性 ★★★★★
・作る手間 ★★★★☆
・この組み合わせに
  した動機の強さ
★★★☆☆
・シンプルさ ★★★★☆
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2015 年 5 7 日(木)


にほひめでたく ―― 春の小川





春の小川。

思い描いたような里山にある、思い
描いたような小川。

古い写真でしか見たことのなかった
風景が、今、ここにある。


この国に こんな場所が まだ 残って
いたとは。こんな場所に たどり着く
ことができるとは。

新鮮な驚き。広がる感激。

これは、奇跡の色と形のひとつだ。












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2015 年 5 1 日(金)


穀雨 ―― ハリヨ





ハリヨ。トゲウオ科イトヨ属の
小さな淡水魚。

極東の島国の小さな池にて。


目をこらせば、何個体も見つかる
けれど。

このあたりでは、この小さな池に
しかいなくて、生息数は 決して
多くはない。




稚魚



稚魚は、落ち着いた雰囲気だけど、
機敏に泳いで逃げるので、なかなか
近づいて観察できない。

繁殖期を迎えた雄は、巣の構築や
雌の呼び込みで、何やら忙しそう。

見ていて 飽きない。




左側が雄、右側が雌



ハリヨは、湧水のある池や小川に
だけ生息する魚。

湧水の枯渇や生息地の改修工事に
より、ここ数十年で ひどく減少
してしまったという。


よく晴れた 穏やかな日。

忙しそうなハリヨには恐縮だけど、
そのハリヨを眺めながら、ぼーっと
過ごす。

希少な魚。貴重な機会。

こんな風に ハリヨを観察できる池や
小川を 1 箇所でも多く 22世紀に残し
たい。




婚姻色の出た雄



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