2014年9・10月


猛獣の領域 〜極東の水辺を行く〜
2014年9・10月









2014


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2014  10 25 日(土)


労作 ―― すじえびのビスク
スジエビ料理




すじえびのビスク

ビスクなんて料理、初めて作った。

スジエビを炒って、野菜を炒めて、
いろいろ 材料を加えて、いろいろ
手を加える。

カップ 1 杯分を作るのに、ずいぶん
手間をかけました。


おそるおそる 味見。

エビの頭のみその風味が 存分に引き
出されている。

女子供なら 音を上げそうなほどの
濃厚な味わい。

小さいながらも、スジエビがエビで
あることを再認識させられる一品。


評価
・新規性 ★★★★★
・作る手間
★★★★☆
・すじえび
  料理らしさ
★★★☆☆
・濃厚さ ★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2014 年 10 19 日(日)


ぱつしぶ ―― 湧き水





山梨県の富士川の支流の支流の
そのまた支流の脇にあった湧水。

小さくも、澄みきった水の流れ。











情熱と努力が注がれる この川。

また 来年、ここを訪ねることが
できるかな。



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2014  10 13 日(月)


試作 ―― かじかと春雨のスープ
カジカ料理 鰍料理




かじかと春雨のスープ。中華風。
カジカ小卵型
相も変わらず、動機は 特にない
けれど。

焼き干しにした かじかで だしを
取ってみた。


思っていたよりも、深い味わい。

かじかの底力を感じる一品。


評価
・新規性 ★★★★★
・カジカを選んだ
  理由のなさ
★★★★☆
・準備の際の真剣さ ★★★☆☆
・だしの上品さ ★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2014 年 10 7 日(火)


周囲の石色 ―― カジカガエル





カジカガエル。

体色を周囲の石の色に うまく
合わせている。

河原を歩いていて、思わず 踏み
つけるところだった。





今回は、気がついて回避できたから
良かったようなものだけど。

人間が 無遠慮に歩き回る場所では、
保護色が精巧であることは 考えもの
かもしれない。

色が目立たないだけに、人間の知らぬ
ところで迷惑をこうむっている個体が
いるのかもしれない。






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2014  9 24 日(水)


上作 ―― びりんごのピザ
     ビスマルク
ビリンゴ料理




青森県は 小川原湖産の びりんごの
ピザ ビスマルクごり ゴリ

相も変わらず、 ビリンゴでなければ
ならない理由は ない。


色あざやかで、栄養価の高い一品。

ビリンゴ好きにも たまご好きにも
こたえられないピザです。





評価
・新規性 ★★★★★
・イタリア
  料理らしさ
★★★☆☆
・湖魚料理
  らしさ
★★★☆☆
・彩り ★★★★☆
・味わい ★★★★★
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2014 年 9 18 日(木)


そくりょう ―― カラフトマス





北海道の東部の川にて。

産卵のため、海から遡上してきた
カラフトマスの群れ





あまり透明度は よくなかったけど、
魚の姿を 何とか見ることができた。

中でも、見事な背っ張り具合の雄の
姿が 目を引く。






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2014  9 12 日(金)


新作 ―― あかざのファルファッレ
     ほうれん草のクリームソース
アカザ料理




道の駅の直売所で、アカザが串刺しに
された上に 炭焼きにされた上に 1
3 100円という 少し気の毒な値段で
売られているのを発見。

迷わず、購ってきました。


そのアカザを早速 転用。

あかざと ほうれん草を使った特製の
クリームソースを ファルファッレに
合わせる。



清流に生息するアカザ。
ナマズ目アカザ科の愛らしい小魚。

蝶やリボンのような形のパスタである
ファルファッレ
愛らしい食材。

アカザも ファルファッレも、こんな
料理にされることになろうとは、想像
しえなかったにちがいない。





評価
・新規性 ★★★★★
・子供の受け ★★★☆☆
・川魚料理
  らしさ
★★★☆☆
・食材の調和
  してなさ
★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2014 年 9 6 日(土)


筋骨の家並み ―― 長洞谷湧水群





木曽川水系 飛騨川の支流 長洞谷。

岐阜県 金山の市街地の中を流れる
小さな川。


金山は、美濃と飛騨との国境の町。

飛騨川と馬瀬川とが合流する地、
そして、方々からの道の結節点で
あり、交通や物流の要衝として
栄えた宿場町である。





長洞谷沿いには、湧水が いくつか
ある。

水に恵まれていることも、きっと、
ここに宿場町が形成された理由の
ひとつなのだろうな。








表通りには、店舗や家屋が 整然と
並んでいるけれど。

地元で「筋骨」という独特の名称で
呼ばれる 路地裏通りには、予想外に
混然とした風景がある。

長洞谷と湧水は、そんな風景の中に
ある。




長洞谷沿いの家並みと「筋骨」


鉄道が開通した昭和初期から中期に
かけて、ことに飛騨金山駅前は かの
上海に例えられるほどの賑わいだった
という。

そんな活況の中、平坦地が限られた
山間のこの町では、土地が不足したの
だろうか、長洞谷の上の空間にまで
建物がつくられている。

歳月を感じさせる建物が 水面の上に
せり出し、さらには またいでいる。





表通りは、平坦で 見通しがきくけれど。

脇に逸れてすぐの長洞谷沿いの筋骨では、
前後も 左右も 上下も、何らかの構造物に
よって 視界が遮られている。

奥行きの乏しい視界が 距離感を惑わせ、
むしろ、視界の向こう側に この景色が
訳もなく続くような 妙な奥行きを感じ
させる。

忘れていた 迷子という心境を、今さら
ながら、思い出さずには いられない。




長洞谷(左下)と 筋骨


筋骨や長洞谷と家々との 前近代的な
立体交差の景色の中を、少し緊張感を
帯びながら歩く。

すると、前触れもなく、穏やかな様子の
湧水が現れて、拍子抜けさせられる。








その湧水を後にして、長洞谷沿いの
筋骨を また歩く。

定形とも 不定形とも 表現できない
景色の中に戻る。





その先でも、別の湧水が また突然に
現れる。

家並みに飲み込まれない、凛とした
雰囲気が どこか漂う。








よく晴れた日。

無機的なのか 有機的なのかも よく
分からない景色。その中に点在する
湧水。

自分だけが ここに取り残されたかの
ように、すみずみにまで 静けさが
広がっている。

明るい陽ざしの中にいると、かえって
疎外感が募る。


熱にうなされた時に見る夢。

戻るところも 行くあてもなく 歩き
続けて、立ち止まっても 息をつく
暇が すぐに破られる夢。

そんな夢のような景色が ここにある。



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