2014年3・4月
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~ 3 月 ~
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2014年3・4月
< 古い方 新しい方 >
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2014 年 4 月 30 日(水)
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タユマヌ ―― 唐櫃の清水
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![唐櫃の清水 豊島](photo/140429-140426-viii.jpg)
唐櫃の清水。香川県の豊島にて。
生活用水や農業用水として 古くから
重用されている湧水。
霊泉越水
この唐櫃の清水は、真夏の降水量が
少ない瀬戸内海の島にありながら、
日照りの年でも 途切れることなく
湧き続けているという。
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![](photo/140429-140426-vii.jpg)
聞くところによれば、当地を訪れた
弘法大師が 杖で掘り当てたという
由緒ある霊泉。
清水の上手に 観音堂と神社の両方が
ある。素朴な雰囲気ではあるけれど、
なかなか豪勢な構成。
昔も今も、里の人々の よりどころで
ある。
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![](photo/140429-140426-ix.jpg)
空の粒子/唐櫃 |
神社の左手には、彫刻家 青木野枝氏の
作品「空の粒子/唐櫃」が展示されて
いる。
鉄を溶断・溶接して制作されたという
かさぶた色の作品。
塗装していない その色は、車道から
遠目で見ると、社叢にまぎれ込んで
見落としそうになる。
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![](photo/140429-140426-vi.jpg)
この作品は、瀬戸内国際芸術祭の展示
物のひとつ。
わたしの感性では、それに善意や好意を
見出すことはできないけれど。
悪意や敵意もまた、それに見出すことは
なかった。
そもそも、これは その形状を鑑賞すべき
ものなのだろうけど。
印象に残ったのは、その色だった。
錆色ではなく、かさぶた色。
朽ちたものの色ではなく、回復しつつ
あるものの色だ。
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![](photo/140429-140426-iii.jpg)
![](photo/140429-140426-v.jpg)
神社と 観音堂と 空の粒子/唐櫃という
異質なものの組み合わせ。
ここに清水が湧いたからこそ、人々が
住みつき、神社や観音堂が創建され、
空の粒子/唐櫃が作られたのだろう。
弘法大師も 粋なことをなさるものよ。
調和しているのか 調和していないのか
よく分からないど、互いを侵食しようと
する様子は感じられない。
わたしのような凡人にとっては、むしろ
好ましい 穏やかな雰囲気。
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![](photo/140429-140426-i.jpg)
清水観音堂 唐櫃の清水 荒神社 空の粒子/唐櫃 |
![](photo/140429-140426-iv.jpg)
眼下に棚田が広がる |
![](photo/140429-140426-xii.jpg)
清水を引いて拓かれた 唐櫃棚田 |
![](photo/140429-140426-xi.jpg)
小豆島が見える |
![](photo/140429-140426-x.jpg)
![](photo/140429-140426-ii.jpg)
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Category 河川湖沼池塘とか |
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2014 年 4 月 21 日(月)
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新作 ―― ほんもろこの
ライスバーガー
ホンモロコ料理 本モロコ料理
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![ほんもろこのライスバーガー](photo/ryori/140421-140329-ii.jpg)
ほんもろこのライスバーガー。
ほんもろこの から揚げを 3個体
搭載しました。
トッピングは、細切りの大根と
大葉に 紫たまねぎのみじん切り。
甘辛しょうゆだれの染みたライス
バンズによく合う。
子供が喜ばなさそうな 渋い一品。
それでも、おそらく、この星で
初めての一品。
わーい。
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![ホンモロコ料理 琵琶湖](photo/ryori/140421-140329-i.jpg)
評価 |
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・新規性 |
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★★★★★ |
・ほんもろこの
揚がり具合 |
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★★★★☆ |
・調理の手間 |
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★★★★☆ |
・子供の反応 |
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★★★☆☆ |
・味わい |
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★★★★☆ |
総合判定 |
|
★★★★☆ |
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Category 川魚料理・湖魚料理 |
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2014 年 4 月 15 日(火)
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清明 ―― ウグイの群れ
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![ウグイ 群れ 産卵](photo/140415-110418-i.jpg)
このところ 晴天が続いていて、昼間は
ずいぶん 気温が上がる。
雪どけの増水が 少し前に収まり、川の
水温も 上がり始めた。
ウグイの群れを発見。
川底の色を変えるほどの おびただしい
数のウグイの成魚。
産卵のために 集まってきたものだと
いう。
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![](photo/140415-110418-iii.jpg)
文字通り、数えきれない数。
普段の川では まず見かけることのない
大きな群れ。
群れの一部が 少しずつ上流に移動し、
しかし、順々に追うように 他の個体が
連動して、この大きなひとつの群れが
ばらばらになることはない。
まるで、川底をゆっくりと這う巨大な
不定形の生物のようにも見える。
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![](photo/140415-110418-ii.jpg)
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Category いきもの |
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2014 年 4 月 8 日(火)
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佳作 ―― もつごのカレーピザ
モツゴ料理
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![もつごのカレーピザ](photo/ryori/140408-140316-i.jpg)
もつごのカレーピザ。
こんがりと焼いた もつごを 3個体も
搭載しました。
新機軸のピザ。
もつごに じゃがいもとイタリアン
パセリの組み合わせ。
きっと、イタリアンパセリも じゃが
いもも もつごも、こんな組み合わせで
調理されることになろうとは、夢にも
思わなかったにちがいない。
香辛料も、こんな使われ方は、たぶん、
予想しえなかったにちがいない。
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![モツゴ料理](photo/ryori/140408-140316-ii.jpg)
評価 |
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・新規性 |
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★★★★★ |
・この組み合わせに
した理由の希薄さ |
|
★★★★☆ |
・作る手間 |
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★★★☆☆ |
・香辛料の加減 |
|
★★★★☆ |
・味わい |
|
★★★★☆ |
総合判定 |
|
★★★★☆ |
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Category 川魚料理・湖魚料理 |
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2014 年 4 月 3 日(木)
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チェリーブロッサムガール ―
―― 河北潟
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![河北潟 かほく 金沢 内灘 津端 宇ノ気](photo/140403-110403-ii.jpg)
石川県の河北潟。
金沢と内灘と津幡と宇ノ気の境に
広がっていた潟湖。
北陸地方に点在する潟湖の中でも、
ここは 最大級のものだったけど。
他の潟湖と同様に、陸地化が進め
られて、ずいぶん 小さくなった。
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![](photo/140403-110403-i.jpg)
内灘砂丘 砂丘の向こうは日本海 |
![](photo/140403-110403-iii.jpg)
潟湖だった場所 |
たかだか数十年前の、ここが 潟湖
らしい雰囲気だった頃の 河北潟に
訪れてみたかった。
今、河北潟にいるのに、その場所が
ただただ 遠い。
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![](photo/140403-110403-iv.jpg)
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Category 河川湖沼池塘とか |
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2014 年 3 月 26 日(水)
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はにつはにた ―― 土田新田
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![土田新田 猪苗代 磐梯山](photo/140326-030326-ii.jpg)
雪融けが進む 磐梯山麓の水田。
福島県は 猪苗代にて。
江戸時代に開削された土田堰という
農業用水路が 正面の山すそにある。
たぶん、ここも その土田堰から導水
して開かれた新田のひとつ。
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![](photo/140326-030326-i.jpg)
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Category 河川湖沼池塘とか |
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2014 年 3 月 20 日(木)
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試作 ―― いさざ南蛮
イサザ料理
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![いさざ南蛮そば](photo/ryori/140320-140309-i.jpg)
イサザが手に入った。琵琶湖固有の
貴重な魚。貴重な食材。
鴨南蛮そばから 鴨を引いて、その
代わりに いさざを搭載しました。
つゆには、いさざのゆで汁を使用。
シンプルながらも、いさざ尽くし。
焼いた葱に 三つ葉と ゆずの皮を
あしらって完成。
いさざ南蛮。
火は ちゃんと通っているけれど、
穏やかならぬ 生々しい雰囲気。
こんな一品、南蛮国には、きっと
ないはず。
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![イサザ料理 琵琶湖](photo/ryori/140320-140309-ii.jpg)
評価 |
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・新規性 |
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★★★★★ |
・いさざを選んだ
理由のなさ |
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★★★★★ |
・穏やかさ |
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★★★☆☆ |
・子供の受け |
|
★★★☆☆ |
・味わい |
|
★★★★☆ |
総合判定 |
|
★★★★☆ |
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Category 川魚料理・湖魚料理 |
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2014 年 3 月 14 日(金)
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タットベトウトベ ―― ―
カワシンジュガイ
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![カワシンジュガイ 稚貝](photo/140314-140304-ii.jpg)
カワシンジュガイ。
老成した大きな個体と、文字通り、
吹けば飛ぶサイズの稚貝。
稚貝は、1歳か 2歳とのこと。
大きい方は、年齢は不確定だけど、
数十歳という 高齢の個体らしい。
こんな生物が、極東の島国の川に
生息している。
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![](photo/140314-140304-i.jpg)
大きい方 |
![](photo/140314-140304-iii.jpg)
小さい方 |
殻長は、大きい方が 137 mm、小さい
方は 7 mm。
総湿重量は、大きい方が 181.45 g、
小さい方は 0.08 g。
殻長は 20倍近くの差、重量は なんと
2268倍もの差がある。
身長 80 cmで 体重 10 kgの 1歳児に
当てはめると。
数十年後、身長は 15 mを超え、体重は
22トンに到達することになってしまう。
これほどの成長量、同じ年数を費やすと
しても、人類に なし得るものではない。
偉大な生物であるということを、決して
忘れてはならない。
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![](photo/140314-140304-ii.jpg)
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Category いきもの |
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2014 年 3 月 8 日(土)
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習作 ―― きゅうりうおの
親子フェデリーニ
キュウリウオ料理
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![きゅうりうおの親子フェデリーニ](photo/ryori/140308-130930-i.jpg)
きゅうりうおの親子フェデリーニ。
スパゲティよりも細めのパスタである
フェデリーニ。
それに きゅうりうおの卵をほぐして
和え、こんがりと焼いた身を添える。
味付けは、塩と白こしょうだけ。
地中海には、キュウリウオは分布して
いない。
当のフェデリーニは、こんな極東の
魚と組み合わせて調理されるとは
思いもよらなかったに違いない。
でも、この組み合わせにした動機は、
相も変わらず、ない。
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![キュウリウオ料理](photo/ryori/140308-130930-ii.jpg)
評価 |
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・新規性 |
|
★★★★★ |
・この組み合わせに
した動機の強さ |
|
★★★☆☆ |
・手間のかかり具合 |
|
★★★★☆ |
・計画性のなさ |
|
★★★★★ |
・味わい |
|
★★★★☆ |
総合判定 |
|
★★★★☆ |
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Category 川魚料理・湖魚料理 |
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2014 年 3 月 2 日(日)
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21915日 ―― 山下橋
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![山下橋 南足柄 狩川](photo/140302-140223-vi.jpg)
山下橋。神奈川県は 南足柄にて。
昭和29年(1954年)3月に 酒匂川の
支流 狩川に架けられた橋。還暦です。
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![](photo/140302-140223-iv.jpg)
狩川 |
![](photo/140302-140223-v.jpg)
山下橋 |
古めかしい橋だけど。
もっと古い橋は 他に いくつもあって、
それらと比較すれば、この山下橋は
近代的な部類になる。
ただ、近代的という言葉自体が、古い
ものになりつつある。
ちょうど、それがふさわしい雰囲気。
欄干の意匠や素材の質感が、相応の
歳月の長さを感じさせる。
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![](photo/140302-140223-ii.jpg)
![](photo/140302-140223-iii.jpg)
こういう橋は、珍しいものではなかった
はずだけど。
最近は、架け替えが進んで、ずいぶん
減った気がする。
確かに、幅は狭めだし、車道と歩道が
分かれていなくて、現代のこの国が
好む構造ではない。
山下橋は、幹線道路ではない。
幸いなことに、交通量が少ないからこそ、
架け替えられずに済んだのだろう。
その近代的な橋が、60年の歳月を経て、
ようやく風景に なじんできた。
この橋と、この橋のある 狩川の風景。
これから先も 残されるだろうか。
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![](photo/140302-140223-i.jpg)
![](photo/140302-140223-vii.jpg)
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唐櫃の清水
新作
ほんもろこの
ライスバーガー
ホンモロコ
清明
ウグイの群れ
佳作
もつごの
カレーピザ
モツゴ
チェリー
ブロッサムガール
河北潟
はにつはにた
土田新田
試作
いさざ南蛮
イサザ
タットベトウトベ
カワシンジュガイ
習作
きゅうりうおの
親子フェデリーニ
キュウリウオ
21915日
山下橋
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