2009年5・6月


猛獣の領域 〜極東の水辺を行く〜
2009年5・6月









2009


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2009  6 29 日(月)


この星で初? ―― かじかの朴葉寿司
カジカ料理 鰍料理




もらった カジカ小卵型を ことことと煮る

胸びれが そっくり返って、躍動感のある
甘露煮が仕上がった。

これを 2 個体も搭載した朴葉寿司を作る

付け合せの具は、伽羅蕗・山椒の葉・
椎茸・みょうが・黄色の生姜。

素朴だけど、野趣あふれる品ができた。


かじかの朴葉寿司も、前例がないか、
あっても まれ。


ひょっとすると、これが この星で
初めての取り組みかも。



評価  
・新規性   ★★
・甘露煮の出来   ★★★
・素朴さ   ★★
野趣   ★★★★★
  ★★★★
 総合判定   ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。




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2009 年 6 21 日(日)


水系内回遊 ―― オショロコマ





オショロコマ
北海道 石狩川水系にて。


ここのオショロコマは、小支流を
産卵場所、本流を成長場所として、
使い分けているという。

そして、支流と本流とを回遊する
個体は、支流ごとの母川回帰性を
持っているとのこと。



回遊というと、川と海との往復を
想像する。

でも、支流と本流とを往復する
“水系内回遊”とでもいうような
生活史を持つ魚がいるとは、
知らなかった。


分かることや 知っていることよりも
分からないことや 知らないことの方が
ずっと 多い。




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2009 年 6 20 日(土)


湖畔の町を歩く ―― 諏訪湖





長野県の中ほどにある諏訪湖

湖畔の町中には、湖魚の加工品を扱う
店が点在する。

この湖で漁業が存続していることの
あらわれである。

そして、湖魚の食文化が、この湖畔で
存続していることのあらわれでもある。






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2009  6 7 日(日)


佳作 ―― あゆの朴葉寿司
アユ料理 鮎料理




若鮎をもらった

大きめのは、酢〆にして、
小さめのは、甘露煮にする。


あまごの朴葉寿司は、岐阜県の下呂市や
中津川市で 飲食店のメニューや土産店の
商品になっている。

あゆの朴葉寿司も売られていそうだけど、
どういうわけか、見つからない。


というわけで、酢〆と甘露煮を使って、
あゆの朴葉寿司を作ってみました。

もしかすると、人類初の取り組みかも。

付け合せの具は、椎茸・伽羅蕗・山椒の葉・
みょうが・赤蕪漬け・桃色の生姜。

朴葉寿司は、それらしいものが 素人でも
作れるから好き。


評価  
・新規性   ★★★
・甘露煮の出来   ★★★
酢〆にする手間   ★★
酢〆の出来   ★★★★★
  ★★★★
 総合判定   ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。




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2009  6 2 日(火)


意欲作 ―― うぐいの朴葉寿司
ウグイ料理




うぐいの酢〆を 2 切れも搭載した朴葉寿司
きっと、人類史上初の試み。

付け合せの具は、伽羅蕗・山椒の葉・
みょうが・赤蕪漬け・黄色の生姜。


ウグイの旬は、冬から春。

夏のウグイは、産卵で消耗した後で、身の
脂が落ちているせいか、まずいという。

ところが、意外とおいしかった。

もしかすると、成熟の有無(産卵したか
どうか)で、味の良し悪しが変わるかも
しれない。

今回 〆たのは、ウグイの未成熟の個体。
産卵で消耗していない個体を選んだのが
良かったのかな。


評価  
・新規性   ★★
わざわざ ウグイを
 酢〆にした努力
  ★★★
世間での ウグイの
 生食への不安感
 
試食させる際の
 友人の戸惑い
  ★★★★
・味   ★★★★
 総合判定   ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。




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2009 年 5 29 日(金)


若夏 ―― 馬瀬川





木曽川水系 飛騨川の支流 馬瀬川
岐阜県の馬瀬にて。

新緑を少し過ぎた頃。


琉球では、春から夏にかけての一時期に
“若夏”という季節があるという。

その定義はよく知らないけれど、新緑から
深緑へと移りゆく この時期が“
若夏”に
該当するものなのかな。






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2009  5 23 日(土)


習作 ―― あぶらはやの朴葉寿司
アブラハヤ料理




あぶらはやの甘露煮を 2 個体も搭載した
朴葉寿司。

付け合せの具は、山椒の葉・みょうが・
赤蕪漬け・黄色の生姜。


アブラハヤは、まず 食用にされる
ことのない魚。

でも、実際に料理して味わってみると、
食材として使える魚だと分かりました。


評価  
・新規性   ★★★☆☆
・世間でのアブラハヤの
 知名度の低さ
  ★★★
甘露煮の出来  
  ★★★★
朴葉寿司としての
 将来性
  ★★★★
 総合判定   ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。




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2009 年 5 20 日(水)


右のがま・左のよし ―― 富士川





静岡県の富士川の河口近く

源平の富士川の戦い(1180 年)が
あったのは、このあたりかな。

平家方の陣地の近くで、夜、水鳥の群れが
一斉に飛び立ち、その羽音に驚いた平家方の
将兵が慌てて退却したという。


富士川の右岸側は 蒲原。左岸側は 吉原。

その地名の通り、ガマやヨシが一面に生える
湿地帯だったのだろうな。

確かに 水鳥が集まりそうな場所に思える。


湿地帯が広がっていたのだろうけど、
今は、工業地帯になっている。


蒲原も 吉原も、残るのは、
地名だけなのだろうか





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2009  5 17 日(日)


習作 ―― あまごの朴葉寿司
アマゴ料理



甘露煮 3 個体 搭載型


あまごの朴葉寿司

岐阜県の下呂市や中津川市などでは、
飲食店のメニューや土産店の商品にされ、
最近、名物として注目を浴び始めている。


朴葉寿司は、まだ作ったことがない。
練習として、あまごの朴葉寿司を作って
みることにした。

まず、中ぐらいのアマゴを三枚におろして、
酢〆にする。

それから、養魚場で分けてもらった
アマゴの稚魚を甘露煮にする。

付け合せの具は、椎茸・伽羅蕗・山椒の葉・
みょうが・赤蕪漬け・桃色の生姜。

酢〆を搭載したものと 甘露煮を搭載した
ものの 2 通りを作る。

初めてにしては、それらしいものが
できました。


評価  
・新規性   ★★★☆☆
・酢〆の出来   ★★★
甘露煮の出来   ★★
  ★★★★★
名物としての素質   ★★★★
 総合判定   ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。




酢〆 搭載型




甘露煮 1 個体 搭載型




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2009 年 5 4 日(月)


普通種という存在 ―― ミズバショウ





ミズバショウの群落。北海道の中央部にて。

北海道にいると、別に珍しい植物ではない。

じめじめとした場所が そこら辺にあって、
そこら辺に生えている。


でも、希少種となった種は、どれも 元は、
普通種だったはず。

ミズバショウが そこら辺に生えていると
いうことを 軽視してはならないな。


あるものを失くすのは、あっという間。

希少種になったいろいろな種で、今まで、
そういう現象を いくつも実証してきた。

これ以上、普通種を希少種にしたくない。


希少種の保護は 大切だ。その意識は ある。

そして、普通種を保全することの大切さを
併せ持ちたい。






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