2018年3・4月


猛獣の領域 〜極東の水辺を行く〜
2018年3・4月









2018


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2018年3・4月
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2018 年 4 28 日(土)
水生キノコ 水中キノコ
ミズベノニセズキンタケ

みえんまいくお ―― 水中キノコと
            カワモズク
Psathyrella aquatica ナヨタケ
Batrachospermum



極東の島国の小川で見つけた 空色の
キノコ。

なんとまあ、水中に生えている。


水際に生育するキノコなら、カンムリ
タケやミズベノニセズキンタケがある
けれど。
カンムリタケ
それらと違って、この空色キノコは、
完全に水中に生育している。





水生のキノコは、2010年にアメリカと
いう国のオレゴン州というところの川で
発見されたものが新種として記載されて
いる。

それが唯一であるらしい。


このキノコは、それと同種か、別種か。

いずれにしても、珍しいものなのかも
しれない。
アオカワモズク




まわりには、 カワモズクがたくさん
生育している。

たぶん 珍しい水生キノコと、希少な
藻類であるカワモズクと。

いまだ見たことも 聞いたこともない
組み合わせ。

なんじゃ、こりゃあああ。








すごい川。

この国に こんな川があるとは、思わ
なかった。

知っていることより 知らないことの
方が すっと多い。









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2018  4 23 日(月)


秀作 ―― さつきますの焼き物
サツキマス料理




さつきますの焼き物
半身。いただきもの。

塩をして、あとは時間をかけて、
じりじりと焼く。


塩をして焼く。それだけなのに。

とてもおいしい。


評価
・新規性 ★★★☆☆
・貴重さ ★★★★★
・季節感 ★★★★☆
・焼き加減 ★★★★☆
・味わい ★★★★★
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2018 年 4 15 日(日)


あねもね ―― キクザキイチゲ
開花 雪どけ水




雪どけが進む 山奥の川。

その川の中にある 小さな中洲だけ
雪がいち早く消えている。

まわりは、まだ雪が多く残っている
けれど。

この中洲だけ、雪がない。





川を流れている雪どけ水は 冷たい
けれど、雪そのものよりは温度が
高い。

それで、中洲の雪が いち早くとけた
らしい。


その中洲に キクザキイチゲが咲いて
いるのを発見。

よくもまあ、こんな場所に定着した
ものだ。





たぶん、このあたりで今年初めての
キクザキイチゲの開花。

川のまわりは、まだ 1m近く雪が
あるのに。

この中洲だけ、季節が進んでいて、
花が見ごろになっている。

不思議な光景。








川の温度条件によって 雪が早くとけて、
その分、開花も早まったこと。

キクザキイチゲが この中洲に定着できた
こと。

そもそも、この小さな中洲が この川に
存在していること。

そして、この川をこの時期に訪れたこと。

そうした偶然が重なって、この不思議な
光景を見ることができました。












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2018 年 4 12 日(木)


川底色 ―― カジカ
カジカ大卵型 保護色 体色




川底でじっとしている カジカを発見。

周囲の色にどうやって同調させている
のか分からないけれど。

川底の雰囲気に似せた 見事な保護色。


これは、何色というべきなのかな。

単色ではないし、これといった色の
名が 思い浮かばない。

そのままだけど、川底色としか表現
できません。









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2018  4 3 日(火)


習作 ―― あぶらはやのケジャリー
アブラハヤ料理




イギリス料理のひとつ、ケジャリー。

英国風ドライカレーというか、カレー
炒飯というか。

インド料理のキチュリから派生した
ものらしい。

そのケジャリーに、こんがりと焼いた
あぶらはやを搭載しました。


アブラハヤは、イギリスには分布して
いない魚。

イギリスなのか、インドなのか、日本
なのか、よく分からない一品。

そういえば、この皿は、デンマーク製。
ロイヤルコペンハーゲン。

なおのこと、はっきりしない一品。


でも、もう、それでいい。

宇宙人の友達ができたら、地球の郷土
料理としてふるまってあげよう。





評価
・新規性 ★★★★★
・インドらしさ ★★★☆☆
・イギリスらしさ ★★★★☆
・日本らしさ ★★★☆☆
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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 2018 年 3 28 日(水)


隠れ里の埋もれ沢 ―― カワモズク
湧水河川 清水




杉林の中を流れる 湧水の沢。
極東の雪国にて。

峠を越えた先の里の、その里のはずれに
ある小さな沢。

まだ、結構な量の雪が残っている。





この沢は、つい先日まで 雪に埋もれて
いたらしい。

冬でも 10度近い水温なので、雪の下で
凍ることなく流れていただろうけど。

たぶん、しばらくの間、雪に閉ざされて
真っ暗だったはず。


まわりの雪がとけて、ようやく陽が沢に
差しこむようになった。

その沢の中で カワモズクの
1種を発見。





この時を待っていたかのよう。

山奥の隠れ里の、そのまた はずれの
沢に、光があたります。












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2018  3 25 日(日)


良作 ―― 桜うぐいうどん
(温)
サクラウグイ料理




産卵をひかえたこの時期に婚姻色が
出始める ウグイ。

桜うぐいとも呼ばれている。


その桜うぐいの甘露煮を うどんに
搭載しました。

うどんに合う具ばかりをそろえた
手堅い一品。

おいしい。わーい。





評価
・新規性 ★★★★☆
・奇抜さ ★★★☆☆
・まともさ ★★★★★
・季節感 ★★★★☆
・味わい ★★★★★
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2018 年 3 23 日(金)


フタユタ ―― 青田川の木橋
高南橋 上越市 南高田町




関川の支流 青田川に架けられた木橋。
新潟県は 高田にて。

この時代の この国に残されている、
数少ない木橋のひとつです。







青田川






橋脚は、木製ではない。

雪が多い地域なので、雪どけの増水に
気をつかう必要があるのだろうから、
仕方がないことだけど。


欄干や道床は、木で きれいに組み立て
られている。

渡る時には、木橋の雰囲気が伝わって
くる。










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2018  3 9 日(金)

ピッツァ

偶作 ―― サケ科魚類の交雑個体
       
(たぶん ヤマメxイワナ)
    ポテトのピザ
カワサバ料理 川鯖料理
イワメ料理



偶然 入手した サケ科魚類の交雑個体。
たぶん、ヤマメとイワナの交雑個体


大して考えず、ピザに搭載。
大して考えず、じゃがいもも搭載。


これは、やまめピザであり、いわなピザ
でもある。

やまめピザではなく、いわなピザでも
ない。


やまめと いわなを同時に味わうことが
できそうなピザ。

いな、やはり、やまめも いわなも味わう
ことができないようなピザ。


確かなことは。

ピザの本場であるイタリアには、こんな
レシピはないということであります。





評価
・新規性 ★★★★★
・珍しさ ★★★★☆
・この組み合わせに
  した動機の希薄さ
★★★★★
・イタリアらしさ ★★★☆☆
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2018 年 3 3 日(土)

風の又三郎

ドアガオフア ―― 風三郎神社
ハート型の手水鉢
上伊那郡中川村大草



天竜川の支流 黒牛沢沿いにある
風三郎神社。

長野県 上伊那郡 中川村にて。




黒牛沢



神社の東側の山中に 風穴があって、
そこが奥宮とされているらしい。

ここから50kmほど南西にある岐阜県
中津川市 阿木の 風神神社も、同様に
風穴があるとのこと。

風三郎神社と 風神神社とを結ぶ線は、
恵那山頂にある恵那神社奥宮のそばを
通過する。

たぶん、偶然のことだと思うけど。




境内にあった 手水鉢?





黒牛沢に架けられた 風三郎橋




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