2018年7・8月


猛獣の領域 〜極東の水辺を行く〜
2018年7・8月









2018


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2018  8 27 日(月)


習作 ―― かじかの   
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    高岡グリーンラーメン
カジカ料理
カジカ大卵型料理



高岡グリーンラーメン。
富山県のご当地ラーメンのひとつ。

その ほうれん草ベースの翡翠色の
つゆのラーメンに 焼いた かじかを
搭載しました。

いろどりがよいのか よくないのか、
よく分からないけれど。

きっと、この星で初めてであろう
新機軸の一品。


しかし、カジカを採用した理由は。


… ない。相も変わらず、ない。





評価
・新規性 ★★★★★
・この組み合わせに
  した理由の希薄さ
★★★★★
・川魚料理らしさ ★★★☆☆
・いろどり ★★★★☆
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2018 年 8 25 日(土)


こけむす ―― ナガレヒキガエル





渓流の岩の上にいた ナガレヒキガエル。
極東の島国の山奥にて。

近づいても あわてる様子はない。
泰然自若としている。


落ち着きはらっているはず。

そうではなくて、もしかして、極度に
緊張しているのか。

泰然自若ではなく、茫然自失なのか。


















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2018 年 8 19 日(日)


平成レトロ ―― 鹿乗の木橋群





矢作川水系の鹿乗川や西鹿乗川に
架けられた木橋群。

愛知県は 安城市にて。

どういう経緯かは分からないけど、
木橋が残されている

この21世紀にもかかわらず、複数の
木橋が存在している 貴重な地域。




圦上橋(西鹿乗川)



ひとつ目は、圦上橋。

橋桁は鉄製だけど、欄干と道床は木製。

橋の上は、素朴な雰囲気。
田畑の風景に よく合っている。




圦上橋





秋葉歩道橋(鹿乗川)



ふたつ目は、秋葉歩道橋。

橋脚はコンクリート製だけど、欄干と
道床と橋桁は木製。




秋葉歩道橋



現代日本らしからぬ橋。

風雨にさらされた木材が、原型を
とどめつつも、すこしずつ反って
いる。

鉄やコンクリートでは なしえない、
この不均一さこそが好ましい。




秋葉歩道橋





秋葉歩道橋





姫樋橋(鹿乗川)



みっつ目は、姫樋橋。

欄干や道床や橋桁はもちろんのこと、
橋脚も 木でできている。

筋金は使われていないけれど、筋金
入りの木橋です。




姫樋橋



前近代的というか、由緒正しいというか、
古式ゆかしいというか。

文字通りの木橋。

補修された橋脚の様子から、橋を維持する
人や 橋そのものの苦節が伝わってくる。

今まで よく残されていたものだ。




姫樋橋



ひとつの地域に これらの木橋が存続して
いるのは、奇跡的なこと。

土手や田畑を含めて、22世紀に残したい
風景です。



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2018  8 8 日(水)


良作 ―― うろりのちらし寿司
オウミヨシノボリ料理
ビワヨシノボリ料理 琵琶湖



滋賀県 琵琶湖産の うろり。

うろりは、ハゼ科のヨシノボリ属か
何かの稚魚らしい。


琵琶湖のヨシノボリ属魚類というと、
ビワヨシノボリか。

それとも、オウミヨシノボリか、また
別の何かか。

よく分からないけど、その うろりを
ちらし寿司を搭載しました。


まともな出来ばえで、手堅い雰囲気の
一品。

おいしい。






評価
・新規性 ★★★★☆
・奇抜さ ★★★☆☆
・まともさ ★★★★★
・うろりと酢飯の相性 ★★★★☆
・味わい ★★★★★
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2018  7 31 日(火)


佳作 ―― あかざ梅おろしきしめん
アカザ料理 サケ料理 鮭料理
名古屋名物 変わりきしめん



山奥の道の駅の直売所で、アカザが
串に刺されて焼かれていた。

それを購ってきて、煮て、梅風味の
きしめんに搭載。


付け合わせは、梅干し・大葉・ねぎ・
大根おろし。

そして、鰹節ではなく、鮭節を添えて
完成。


分かりにくいけれど、アカザとサケと
いう妙な組み合わせ。

アカザやサケでないといけない理由は
ないけれど。

それに、名古屋らしさがないけれど。

風味豊かで、夏らしい一品ではあり
ます。





評価
・新規性 ★★★★★
・名古屋らしさ ★★★☆☆
・調理の手間 ★★★★☆
・季節感 ★★★★★
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2018 年 7 22 日(日)


水烟如雨 ―― 阿弥陀ヶ滝





長良川水系の前谷川の支流にかかる
阿弥陀ヶ滝。

岐阜県は 郡上市 白鳥町にて。





このあたりでは、古くからよく知られて
いる滝らしい。

江戸時代末期に著された「新撰美濃志」
では「飛泉巖頭より奔飛して碧潭に落
其形恰も數百の布を瀑すか如く」と
評されている。











ここは、真夏でも 本当に涼しい。

「新撰美濃志」では、その雰囲気が
「悽冷しく山頂の蒼樹翳鬱として
日光を遮り陰凉心に徹して人をして
毛骨悽然たらしむ」と表現されて
いる。

ただ、ここに来るまで暑かったし、
ここから帰ると また暑い。






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2018  7 13 日(金)


試作 ―― たてぼし貝と
     コールラビのリゾット
タテボシガイ料理 琵琶湖




琵琶湖特産のタテボシガイ。
ヨーロッパ原産のコールラビ。

本来なら、同所的に存在しないはずの
食材だけど。

それらをなんとか入手して、無理やり
調理しました。


素材の味や食感は、いきているけど。

この星としては、ご当地らしさのない
一品。

宇宙から来客があったら、地球の郷土
料理だと言ってふるまうくらいの用途
しかありません。





評価
・新規性 ★★★★★
・素朴さ ★★★★☆
・この組み合わせに
  した動機のなさ
★★★★★
・琵琶湖らしさ ★★★☆☆
・味わい ★★★★☆
 総合判定 ★★★★☆


今回も 高得点であります。

ごちそうさまでした。



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2018 年 7 3日(火)


こげ茶と黄緑 ―― ブユとバイカモ





極東の島国の山里の小川のバイカモ。
葉先が黒く変色している。

枯れているのかと思ったら、そうでは
なかった。

黒っぽいものは、おびただしい数の
ブユの幼虫だった。








そこらの石に着生すればよいものを。

でも、石の表面より バイカモの葉先の
方が 適した流速であるようで、こんな
状態になったらしい。

ブユの幼虫は、バイカモの葉を食う
心配はないけれど。

ここまで密集していると、バイカモが
気の毒になります。









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